日本の英語力はベトナムより下という惨状
古賀茂明「日本の英語力はベトナムより下という惨状」
※週刊朝日 2019年11月8日号
日本人の英語力の低さはかなり前から問題視されてきた。日本の国際競争力の向上を妨げる要因としても頻繁に話題に上る。
最近も気になる報道(日本経済新聞)があった。
日本の法令で英訳されているのは全体のわずか1割で、最近の法令でも英訳公開まで平均3年以上かかっているという。このペースでは、すべての法律の英訳が終わるには気が遠くなるような時間が必要だ。しかも、「2020年度」にも海外に職員を派遣して、迅速な翻訳技術やデータベースの仕組みの習得にこれから乗り出すという「スピード感」には呆れてしまった。
お隣韓国では9割以上が英訳済みで、毎年3割改正される改正法も成立から3カ月以内に翻訳される。19年3月からは中国語への翻訳も始まった。日本は周回遅れ、それも2周遅れだ。中国でも多くの法律が、成立から2週間以内に英訳されるという。
日本への海外からの投資を増やしたいと安倍総理は言うが、どんな法律があるのかを知ることさえ困難という現状は、外国企業を排除しようとしているようなものだ。
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※週刊朝日 2019年11月8日号
日本人の英語力の低さはかなり前から問題視されてきた。日本の国際競争力の向上を妨げる要因としても頻繁に話題に上る。
最近も気になる報道(日本経済新聞)があった。
日本の法令で英訳されているのは全体のわずか1割で、最近の法令でも英訳公開まで平均3年以上かかっているという。このペースでは、すべての法律の英訳が終わるには気が遠くなるような時間が必要だ。しかも、「2020年度」にも海外に職員を派遣して、迅速な翻訳技術やデータベースの仕組みの習得にこれから乗り出すという「スピード感」には呆れてしまった。
お隣韓国では9割以上が英訳済みで、毎年3割改正される改正法も成立から3カ月以内に翻訳される。19年3月からは中国語への翻訳も始まった。日本は周回遅れ、それも2周遅れだ。中国でも多くの法律が、成立から2週間以内に英訳されるという。
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